お口の健康と体の健康
自分の歯で噛んで、規則正しい食生活を送っていると、全身の健康にいい影響を与え、たとえ病気になったとしても、歯の少ない人よりも回復が早いと報告されています。
つまり、歯のケアと食生活は健康にもっとも大切と言えます。
歯をおろそかにすると全身に影響が出ることを知っていますか?
歯周病は歯を失うだけでなく、その原因である歯垢(プラーク)の細菌が、血液から全身を巡り、体中の臓器や器官に侵入し、さまざまな病気を引き起こします。
① 首・肩こり
歯周病にかかるとよく噛めず、無理なあごの動きによってバランスが悪くなり、首や肩の筋肉痛に
② 肺炎
口の中の細菌が気管から肺に入り、肺炎の原因になります
③ 胃潰瘍
歯周病菌によってピロリ菌が威力を増し、胃潰瘍の原因に
④ 糖尿病
歯周病菌が細胞を刺激して、インスリンの血糖調節機能に悪影響を及ぼします
⑤ 心内膜症
歯周病菌が心臓内膜に炎症を起こし、心臓発作につながります
⑥ 動脈硬化
歯周病菌が血液に入ると、血管内壁が厚みを増して、動脈硬化の原因になります
⑦ 骨粗しょう症
歯を支えるあごの骨を溶かす細菌が、更年期になるとさらに活発になって骨密度を低させます